ごあいさつ
イタリアの小さな避暑地Como駅のニューススタンドでヨガの雑誌を手に取り見入る女性たち。インドネシア、バリ島で立ち寄ったアンティーク店で、10歳になるオーナーの娘さんは毎日学校帰りにお寺の境内でヨガを習っているとか。
旅していても、なぜかよくヨガに遇う。世界中で人々に愛され、日々の生活の中に溶け込もうとしているヨガ。
どちらかというと見た目のポーズが先行するからか、フィジカルなエクササイズと同じに思われがちですが、身体的な効果効能に留まることなく、心の状態から思考に至るまで、ヨガは私たち人間の心と身体、しいては脳にまで深く係わり合いを持つ存在になりえるのです。
人が成長するのと同じようにヨガもまた真剣に向き合えば成長していきます。
Asana(身体の動き、ポーズ)、Pranayama(呼吸法)、Meditation(瞑想)をバランスよく取り入れることによって、日常抱えがちなパーソナルな問題(身体の不快感、心の不快感ストレス)から開放され、心地よい状態の自分と常に向き合うことが出来るのです。
医学が進歩する以前からヨガの聖地インドでは、人々はヨガの数々の技法を用いることによって身体と心の病いから自らを守ってきた歴史があります。
Yogaとはサンスクリットで結ぶという意味。
心と身体、内と外、しいては人と人とのバランスのいい関係を結んでいくために、あなた自身のヨガに出会い、一緒にそのヨガを育ててみませんか。